ちかのてんかん記

てんかん当事者の日々

私のてんかん歴 1

私がTwitterてんかんのアカウントを作ったのは、発作が起きる不安を他の人はどう向き合っているのかな?と思ったからでした。

Twitterのプロフィールを読むと、みなさんいろんな経緯でてんかんになられた方が多いのだなぁと感じました。

私も私のてんかん歴をまとめてみました。

今のお薬

前にも書いたのですが、テグレトール50mg・マイスタン10mg・メイラックス1mgを眠前に1回飲んでます。

次発作が起きたらテグレトールを変えるよ!と主治医から言われてる。恐怖。

現在の発作状況

意識は失わないけど気持ち悪くなる発作を数年に1度起こしてしまいます。

気持ちの悪くなり方が弱いやつは数ヶ月に1回起きるけど、発作なのかは謎。

最近は減ってきたのですが、早朝に目が覚めた途端に気持ちが悪くなるという発作?らしきものもあります。

単なるパニック発作なのか、てんかんの発作なのか…小さい発作だからこそ、考え過ぎではないか?とか、いつも悩んでしまう。

通常の脳波検査しか行っていませんが、てんかん波らしい波は見つかっていません。

初回発作

始めて意識を失う発作を起こしたのは小学校高学年でした。

学校の集会中に気持ちが悪くなり、後ろ向きに倒れてしまいました。

その後嘔吐し、保健室で休んでいると校長先生が心配をして見に来てくださり「ガクガク手が動いてたよ」と教えてくださいました。

私の倒れた様子を見た友達からも私が手をガクガク動かしていたことを言われ、「ひっくり返したらゴキブリみたいに動いたかもね!」と笑い合いました。当時は友達も私も大した病気だと思わずに笑って過ごしていました。

あと小学生時代にたまに起きたやつ。慣れない友達の家の匂いを嗅ぐと、身体がゾクゾクっとし、一瞬目の前がテレビの砂嵐の画面になり、子どもの頃に通っていた保育園の光景が浮かぶということも起きました。倒れたりはしなかったのですが発作だったのかも……

思春期の頃

意識を失うようなことはなかったです。

お腹が痛くなって顔が青ざめ吐いてしまうことはあったのですが…単なる腹痛だったのかなぁ?

一度だけあった不思議な出来事があって、急に物が大きく見えたんですよね。カメラを急にズームするような感じ。これは今思うと怪しいかな。

成人を過ぎてから

20歳を過ぎた私は少しずつお酒を飲むようになったのですが、お酒を飲んだあと気持ちが悪くなり一瞬意識を失うことが、1年に1回ぐらいかな?たまーーにありました。

でも、この頃はお酒のせいかなぁとのんきに思ってた。

終電で倒れる

飲み会でお酒を飲み、初めて会った人と一緒に終電で帰った時に倒れました。終電で座っている時に、気持ちが悪くなりはじめ、目の前が真っ暗になり、なんとなくドンとぶつかった感じがした。気がつくと一緒にいた人が私を抱えて電車から降りようとしてました。

あれ?お酒のせいで意識なくしたのかな?と思い、駅から出て、しばらく休みタクシーで帰りました。

電車の中で意識を失って倒れる

当時働いていた会社の社員さんが、会社で年越しモツ鍋を作る!というのでそこに参加。

帰りの電車の中で、なんか気持ち悪いな……と思っていたらどんどん気持ち悪くなって、真っ暗な中でふわーっと体が浮かぶ感じがして気持ちいいなぁと感じました。目を開けると見知らぬ光景が見えてすごく怖かった。周りを見ると車内にいることが分かってとりあえずホッとしました。

倒れた後に「帰れます!」と言ったんだけど、めちゃくちゃ気持ち悪くなり救急車を呼んでもらいました。

この時来てくれた救急隊の方がとてもいい方で、倒れたのは自宅からかなり離れていたんだけど、自宅近くの病院まで搬送してくださったのです。お正月で忙しかったのに…… 本当に助かりました。

また、その時乗り合わせた方が飲み物をくれたり、車掌さんを呼びに行ってくださったりしてありがたかったです。

とにかく気持ち悪くてお正月の三が日はずっと寝てました。

しかしこの時はモツ鍋に当たったせいだと思っていた。

友達と飲んでる時に倒れる

電車の中で倒れた翌年、友達とお酒を飲んでいて倒れます。

トイレに行こうとして、人が入ってて待ってようと思ったら気持ちが悪くなって席に戻りました。

んで、目を閉じてテーブルにふしていたら、背中になにかが当たる感覚がして、目を開けたら見知らぬ光景。隣に友達がいて後ろに倒れたことに気がつきました。

その後吐いてしまい、少し休むためにファーストフード店に行きます。

トイレに行こうとしたのだけれど、間違えて男子トイレに入ってしまい、出ようとしたら急に体に力が入らなくなり床に倒れてしまいました。意識もあるしちゃんと見えてるのに体が動かなくなって、なんかヤバイことになったと恐怖でいっぱいでした。

救急車を呼んでもらい、救急隊に状況を説明したら「今まで交通事故にあったことはありますか?」と聞かれ、えっ?私てんかんなの?とハッとしました。

そのまま一泊入院をし、なんの検査もなく帰宅。どうでもいいことですが当直の先生がめちゃくちゃイケメン。

この一泊入院の後、私はてんかんなの?てんかんということはまた倒れるの?と不安にかられて外出するのが難しくなっていきました。

 

この後、てんかんの治療を受けるために病院を探します。

 

長くなりましたので次回に続きます。

続きの記事を更新しました。こちらからお読みください。

 

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